思考の補助線

徒然なるままに、思ったことを書き留めます。

媚びずに、行動で語る「ドモホルンリンクルCM子育て面談篇」

毎週出会った「アイデアの種」トップ3を、
自分なりに深堀りして書き留めます。
 
今週の第2位は、

"女性が幸せに働けない会社が、女性を幸せにできるはずがない"

ドモホルンリンクルCM |子育て面談篇です。

※なぜかyoutubeが直リンクで貼れないので、Twitter経由で動画紹介です。。

 

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社内のいい取り組み紹介を通じて企業の姿勢を知ってもらう、

という方法論は、よくある、といえばよくあるかもしれません。

 

それでもこのCMをたまたま見たとき、純粋にいいなぁ、と思いました。

その理由を少し、深堀りしてみたいと思います。

 

 

まず、目を引いたのが、

ドモホルンリンクルの仕事場には、ときどき赤ちゃんが出社します。 

 というキャッチのうまさ。

 

そして、先輩社員が子育ての相談に乗る「子育て面談」の紹介と、

育休中の不安には、何よりも経験者の話が心強いのです。

という、そこに込める大切にしたい気づき。

 

最後に、

女性が幸せに働けない会社が、女性を幸せにできるはずがない

 という、まっすぐなまっすぐな想い。

 

 

30秒という時間の使い方の上手さもありますが、

何よりもその"ひたむきさ"や、覚悟にも似た"強い想い"を持った

企業の真摯なまなざしに、打ち抜かれたような気分になりました。

 

 

だからこそ、思ってしまったことがあって。

 

"他の化粧品会社は、メーカーは、同じことを言えるのだろうか。"

 

ひとえに「女性が幸せに働くために」といっても

様々な取り組みがあるかと思いますし、企業努力はそれぞれだと思います。

 

特に、いわゆる産休などの福利厚生やチャンスの機会平等などを通じて

「うちの会社は女性が働きやすい」という企業は多いと思いますが、

 

事実、それを守れない=口だけの企業も、決して少なくない。

それに、福利厚生や機会平等は最低限であって、自慢することでもない。

 

 

さらにその上、もっともっと女性の働きやすさを考えたら、

例えば「子育て面談」のような、

 

"そこまでやるか"と思えるような女性への思いやり、待遇があるか。

企業利益になる女性ばかりみて、足下で支えてくれている女性を蔑ろにしていないか。

 

"女性が幸せに働けない会社が、女性を幸せにできるはずがない"

というメッセージにはどこか、企業の意志や姿勢を示す以上に、

他の企業に対する怒り、警鐘さえもどこか感じてしまいました。

 

だからこそ、ドモホルンリンクルは、信頼できる。

そう、思えたのだと思います。

 

 

口だけならいくらでも綺麗事をいえる時代、

こうした行動で意志を体現する"アクション・ブランディング"的な考え方は、

ますます重要になってくる気がします。

 

そして、大切にしたい顧客である女性に"直接"働きかけるのではなく、

女性が一番大切にし、悩んでいるものを理解して支援する、という

"間接"的に働きかけるアクション。

 

そして、気に入られたい女性たちに媚びるのではなく、

"女性をきちんと考えない企業を間接的に叩く"メッセージを発信することで、

彼女達の信頼を勝ち取るという方法。

 

なるほど、と思います。