思考の補助線

徒然なるままに、思ったことを書き留めます。

ブランディングと青田刈りとソーシャルグッドを両立させる「Hack 4 Good Teens」

毎週出会った「アイデアの種」トップ3を、

自分なりに深堀りして書き留めます。

 

先週は体調が悪く、さぼってしまいました。。

さて、今週の3位は、

Googleが行政とタッグを組んで中高生向けに実施するハッカソン

「Hack 4 Good Teens」です。

 

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http://life-is-tech.com/hack4teens/

 

そもそも「ハッカソン」という概念を僕は先週知ったばかりなので、

簡単におさらいです。(お恥ずかしい。)

 

ハッカソンとは、「ハック」と「マラソン」を組み合わせた造語で、

プログラマーたちが技術とアイデアを競い合う開発イベントを指します。

 

なんでも海外では結構流行っているらしく、特に

"行政が地域のデータを公開し、それをもとに街の課題を解決する"

デジタルサービスを短時間でつくるコンペに注目が集まりつつあるのだとか。

 

 

今回紹介する「Hack 4 Good Teens」でも、

プログラミング等の技術周りや会場は、Googleが。

リテラシーの高い中高生の収集は、Life is Tech!が。

街の課題を統計的に示す行政データは、流山市が。

 

それぞれが自分たちのリソースを活かしつつ、

ハイリテラシーな教育体験と、実際に街が良くなるサービス実現を両立させてしまう、

というとても素晴らしい取り組みだと感じました。

 

 

まず、なによりGoogleにとっては、

リテラシーの高い"潜在顧客""潜在社員"となる中高生に

生涯忘れることのない最高の体験をつくる場を提供することができます。

青田刈り、という側面は、当然のことながらある。

 

そして、それだけでなく、

実現したサービスによって、実際に街がもっと良くなる。

ソーシャルグッドなアクション・ブランディングが可能です。

 

新しい世代に対しても、いま活躍する世代に対しても、

自分たちを効果的にアピールすることができる絶好の場になるのではないでしょうか。

 

また、Life is Tech!にとっても

Googleと組むことによる強いお墨付きが得られるので

中高生のさらなる囲い込みが可能になりますし、

 

流山市にとっても、

うまく活用できなかったビッグデータをとても効果的に料理することができる。

 

 

この取り組みにおいて、

本当に嬉しい人しかいない、とてもいい構造になっている気がします。

こうした取り組みは、ぜひとも広まってほしい。

 

 

他にも、ハッカソン的なフレームを活用して

ビッグデータを社会に還元する団体はありますよね。

 

CODE for JAPAN

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http://code4japan.org/

 

街に住む人が写真で街の不具合を報告し、行政が駆けつける

「FixMyStreet Japan」

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https://www.fixmystreet.jp/

 

 

自分が支払った税金の使い道をビジュアライズする

「WHERE DOES MY MONEY GO?」

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 http://spending.jp/

 

 

自分の住む地域を入力するとゴミの分別方法が表示される

「5374.jp」

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 http://5374.jp/

 

 

僕自身、こうした街のビッグデータを活用して

社会課題の解決に還元する、という発想があまりなかったのですが、

純粋にとてもいいですよね。

これからの時代はそうやってつくられるのか、とハッとさせられました。