思考の補助線

徒然なるままに、思ったことを書き留めます。

"ブランドのキュレーター化"でバトルステージを引き上げる「週刊ジョージア」

だいぶ間が空いてしまいましたが、今週から再開。

毎週出会った「アイデアの種」トップ3を、

自分なりに深堀りして書き留めます。

 

 

...と思ったのですが、

今週は「これだ!」というアイデアがあまりなく。。

 

なので、今回はひとつだけ、紹介させていただきます。

その他、最近ふと考えてたことを、他のエントリーでまとめてみたいと思います。

 

今回、気になったアイデアとして取り上げたいのは、

"ブランドのキュレーター化"を促す

「週刊ジョージア」という取り組み。

 

f:id:Ryrientar:20140228171039p:plain

http://www.georgia.jp/wg_lp/ga.html

 

最近、ジョージアが実施しているキャンペーン

「世界は誰かの仕事でできている」

の取り組みとして、

 

スマホアプリを通じて

働く人を対象とした様々な情報発信を行おうとしていますね。

 

f:id:Ryrientar:20140228171303p:plain

 

グラビア、小話、グルメ、漫画、便利情報...

まさに、働く男を応援する様々なコンテンツを展開しています。

 

 

こうした動きが新しいのかと言われれば、

どこか既視感もあるかもしれません。

 

それでも「いいな」と感じたのは、

いち缶コーヒーブランドが一般的に提供している飲み物としての価値を超えて

 

働く男を支えるブランドであるというわかりやすい意志を表明し、

それを言葉だけでなく行動・サービス(=情報)で体現している

という点です。

 

 

これまでジョージアは、

明日があるさ」「男ですみません」「エメマンバトル」などの

コミュニケーションを通じ、励ましや娯楽の提供を行ってきました。

 

でも、ジョージアのターゲットである働く男を応援するには、

そうしたポジティブで現実逃避できるようなことだけでは不十分。

ブランドの枠から飛び出し、様々な観点から支える必要があります。

 

だからこそ、エロ、自己啓発、便利...

働く男が常日頃みたくなるような総合情報を発信するブランドになることで、

単なる缶コーヒーブランドから抜け出し、ひとつ上のステージに立てる。

ライバルはBOSSではなく、R25や、上司、妻になっていく。

 

 

理想としては、様々な情報メディアや商品に惑わされず、

「ジョージアのコーヒーと情報だけ持ってれば大丈夫」という

思考停止状態にもっていくことがベストなのだと思いますが、

 

実績と信頼のあるブランドがこうしたかたちで生活周りをサポートすることで、

ブランドへのコミットメントは確実に強化されていくと思います。

 

さらに、当然ですが、

利用者がクリックしたコンテンツや時間帯のデータをもとにして、

どんどん情報の精度は高まり、サービスは改善されていく。

利用者限定のプレゼントやアンケートを実施しながら、

得られた趣味趣向をもとに商品開発にも応用していく。

 

360度の広告ではなく、

365日接したくなるサービスをつくる、という視点だと思いますが、

 

こうした動きはますます加速していくように思います。

 

 

以前、コーラ社のホームページは「コカコーラ・パーク」でしたが、

現在はまるで雑誌のような「キュレーションメディア化」していますよね。

 

f:id:Ryrientar:20140228173322p:plain

http://www.cocacola.co.jp/

 

HONDAのNシリーズが展開している「N STORE」にも、

同様のことが言えそうですね。

 

f:id:Ryrientar:20140228173752p:plain

 

 

こうした狙いはどこまで結実していくのかはウォッチしたいと思いますが、

 

・「信頼」「実績」を武器に、ブランドを情報メディア化する

・商品にとらわれない、365日ターゲットが喜ぶサービスを提供する

・商品に触れる瞬間だけでなく、生活全般を支えるブランドになる

 

といった動向は、面白いと思います。

 

下手したら、乱立するキュレーションメディアの統廃合が進みますし、

Facebookページの在り方や存在意義も変わるかもしれません。

 

注目したいと思います。